金狐舎の裏庭

夫婦円満と家内安全の縁起物を描いている、金狐舎のブログ。制作の様子や、報恩謝徳の寺社参拝の写真を上げています。

オートクチュール

今朝、インターネットである作品を眺めていました。どなたが作ったものなのか、全体がどんな作品なのかは分からないのですが、金属の装飾の一部分の写真を見て「オートクチュール」という言葉が浮かびました。 オートクチュール→パリのクチュール組合加盟店…

分からない「時」がある

人間同士、初対面であれ長く繋がっている人であれ、コミニュケーションをしていて「分からないな」とか「分かってもらえないな」と思うことはある。 友達だって夫婦だって、その時に応じてさもありなん 分からないものは、分からないままで…って先日書いたけ…

効く鼻を持つ

時代のうねりはあるもので、星の動きか何なのか、どことなく不穏な空気が漂っている。 すると人間は無意識に影響されて、ピリピリしたり不安になったり、怒りっぽくなったりすることがある。 自然と事故やミスは増えるわけで、何が悪いのか・誰が悪いのかと…

西大寺観音院に参拝

はだか祭りで有名な、岡山の西大寺観音院様に参拝。 かつて象頭山におられ、神仏分離の火難を逃れたお仏像がお祀りされていると知り、手を合わせてまいりました。 お祭りの翌日で大勢の人が居られましたが、本堂と牛玉所殿本殿の中はとても静かでした。 拝観…

この時代の豊かさ

さるお寺のご住職から、神仏分離の際の苦難についてお聞きしたことがあった。 好きなものに・好きな時に・好きなように手を合わせられる。その自由があるということは、この時代の豊かさであり幸福なんだと実感する。 選択権のある国にいられるということの…

流れて良し

つい、一つのことをずっと続けなければと思ってしまっていた。 でも、すべては水物。 流れてよし。 変わっていく中で、時代と会うものがあればそこからまた始まるさ。と。 写真は、星田妙見宮様。 数年ぶりのお参り。 行こう行こうと思いつつ、なかなか足が…

思い出を通してリアリティを持つもの

神様が居るか・居ないかという論議を、時々見かける。だけど、私にとってはあまり関係ない話だなと感じるようになりました。 宗教家やそれに所縁ある家系に生まれたり、逆に何事も論理や科学で説明出来ないと気持ちが悪いときには大切なことではあるのだろう…

わたし自身との仲直り

怪我の功名。コロナから回復して、身体の感覚が軽い。 食事が控え目であったことや、ゆっくり眠れたこともあってだと思うけれど、程よく脳がリラックスして心地いい。 味覚と嗅覚は回復までに時間はかかりそうでも、他の器官は調子がいいみたいです。 そんな…

山と信仰

ある山陰への旅を決めてから、富士山が描きたくなった。 どちらも距離は離れているけれど、昔々ご先祖さま達が目にしていた場所。 富士山に足で登ったことはないし、修学旅行以来行っていないのだけれど 関東ならば、他県に住んでいてもそこから富士山が見え…

衣食住が事足りること

お狐さん達、出動準備中 お稲荷さんは稲作を初め、商売など繁栄と豊作の神様。 それはつまり、衣食住が事足りること。他人を(目の前にいるお客様乃至家族や会社を)繁栄させるために働くということにも繋がる。 土を耕し、種を蒔き、水を引き入れ初めて神様の…

弱さは誰の中にでも

人間関係で、我が身を弱いなぁと思うことがあったとき 若い時は、身を守るようにとか、逆に強くなるようにとか、ベクトルを自分に向けて考えてしまいがちだったけれど 嫌がらせをしてくる相手に「ちょっと痛い目見たらいいよ」と言えるぐらいの強さがあって…

夢は一つの指標

今朝は、最高に綺麗な夢を見ました。 なぜか一家揃って北海道らしき場所に引っ越し。青空の下でフラミンゴの整列を見るという夢。楽しかった。 胃腸炎後の不調から抜けた感。 年末年始は地味に体調不良だったのだけど、抜ける前の準備だったと思っておこう。…

謹賀新年とお見舞い

2024年、新しい年がやってまいりました。 まずは、震災が起きた地域の方々にお見舞い申し上げます。 個人に何ができるのか?そしてこんな時、何をしない事が大切なのか。より一層注視して行動したいと思います。 また、現場で救済にあたる方々も含めてご無事…

他人の苦しさや悔しさを知りたければ

昔お世話になった方のことを思い出した。 40を前にして起業なさった方で、人からは羨まれることが多く妬みもあったと思う。私は近くでご苦労なさっていたその姿を見ていたので、他人からは都合の良いところしか見えないのだと重々に感じていたはずだった。 …

ありがとうございましたの意を込めて

2023の終わり。皆様いかがお過ごしでしょうか? 改めて、今年ご縁のあった皆様ありがとうございました。 今年は狭い範囲ながらもポチポチと生活に進展があり、お久しぶりの方々にも再開できたり。 和歌山・京都・滋賀・広島と旅もあり。 絵を購入していただ…

狐との思い出

昨日描き上がった、グロリオサの君。 大分、狐も描き慣れてきた。 でも形として狐であることと、私の思う狐の空気を纏った子であることは違う。 日々、繊細に描いていきたい。 先日、ふと思い出したことがあるのです。 私と狐の初めての邂逅は、小学校2年生…

創作を通した感覚の伝達

本題の前にインフォメーション。 https://futagoya3.base.shop/ ショップに原画を1点追加しています。どうぞご覧ください。 ▼ 本題はここから 世の中には、目には見えないけれど、あると分かっているものがあります。 昨今は、それを認めることを異質に思う…

調香会と生命の輪郭

Instagramに載せた感想に、細かく書き加えてみました。あくまで私個人の感想です。それを踏まえた上でご覧ください。 調香会に行ってきたよ。の巻。 今年最後のセルフメンテナンスと思い、調香会に参加させていただきました。いつもオリジナルの香水を作って…

死霊の山

霊山というと、言葉だけを見ておどろおどろしいイメージを抱く人もいるかもしれません。 実際に訪ねてみると思うのは、土地に住む人たちが死後に安らぐ場所であり、他界でありながら、どこか今生きている人たちと繋がりがある場所なのだなということ。 四国…

言葉にならないところにこそ

ふと浮かんだ事。 女性救済の焦点が、結婚や出産・性の充実だけに当たっているのって、なんか貧相だなと。 そこに真剣に悩む時期があるのは自然として、救いって、そういう表面的なところにあるわけではないような…。 と感じるような話を、聞いたのですよ。 …

宮島旅行

幾年ぶりの宮島へ。 今回は参拝というよりも、夫婦での旅行になりました。 弁天様にご挨拶をして、初めての大聖院へ。 三鬼様のお堂に続く階段。金毘羅さんもそうだけれど、権現様って独特の空気感。 大聖院は、宮島で最古の歴史を持つ寺院。厳島神社の別当…

交通安全に思うこと

自分が安全であるということは、他人にも怪我をさせないということ。 交通厄除けのお地蔵様がいらっしゃる神恵院・観音寺参拝。その後、護国神社でも交通安全のお社に手を合わせる。 当たり前だけど、大切なことに気付かせていただきました。 交通のことだけ…

結びと締めくくり

一つの課題が終われば、また次に。 クリアしたかと思ったら、新しい課題が見えてくる。待ったなしです。 でも、次の課題に取り組むからこそ大切なのは締めくくり。きちんと締めること。 文章だって、句読点がなければ読みづらい。 始めたことは終わらせる。…

人付き合いの中に

人付き合い、というものがあります。 仕事関係・子供関係・信頼関係。その関係性を大切にするために、相手の行動に「まぁまぁ」と思うところがありながらも、気長に付き合うことはある。 初めは損得勘定であったとしても、それが必ず悪い結果を生むとは限り…

憑きものアゲイン

今の絵の題材に気持ちが向くきっかけは、憑き物でした。 住んでいる土地柄か、狐や狸が化かすといった類の話は「そういうこともあるであろうな」と思っていたのだけれど 不思議な因果で憑きものについて調べることをきっかけに、お稲荷様や馬頭様など生き物…

仏生山・法然寺参拝

高松松平家の菩提寺でもある、法然寺。 仏生山は穏やかな場所に佇む、浄土宗の寺院。 こちらでも、紅葉が見事 仏生山は所縁のある土地でもあり、節目に訪れて手を合わせています。 寺猫ちゃん?が可愛いかった。

ご先祖様アゲイン

朝方、夢を見た。 古びた木の階段をよじ登り、お堂の前に辿り着く。口をついて出たのは、オンヒラヒラのご真言。 その真隣にも小さなお堂があって、お大黒様が並んでいる。神前幕には、三葉の葵の刺繍が施されていた。 ふわっと目が覚めて「んあ…お参り…」と…

まだ見ない誰かの顔を想像しているか?

知っている誰かの顔を浮かべることはできるけど、今目の前にいない、いつか出会う人のことを想像してはいなかった。 私に足りなかったのは、そういうところだなと思うのです。 インターネット経由でご注文をいただくようになって、知らない誰かに届いている…

年の瀬近づき

お正月も近づき、来月バタバタして行けなかったら嫌なので、少し早いけれどお墓参りに。 今年は、何となく前進出来た一年でした。そこに、ずっと一緒にご先祖様がいた感じがする。 お世話になったお寺や神社にもご挨拶へ行き、帰ってきてフッと湧いてきたの…

縁は人間を通してやってくる

神縁仏縁というけれど、縁は人間を通してやってくる。人との出会いはありがたいもの。 逆に、そういうものがない関係は続かないのだなと感じる今日この頃。 人生の摩訶不思議。 継続を望んでも離れる縁もあれば、自然と長く続いている縁もある。 縁は自分の…