金狐舎の裏庭

夫婦円満と家内安全の縁起物を描いている、金狐舎のブログ。制作の様子や、報恩謝徳の寺社参拝の写真を上げています。

日常と不思議

ご先祖様アゲイン

朝方、夢を見た。 古びた木の階段をよじ登り、お堂の前に辿り着く。口をついて出たのは、オンヒラヒラのご真言。 その真隣にも小さなお堂があって、お大黒様が並んでいる。神前幕には、三葉の葵の刺繍が施されていた。 ふわっと目が覚めて「んあ…お参り…」と…

滋賀とビールと冥府の妙

先日、京都と滋賀の知人宅にお邪魔しました。 数年ぶりの再会。嬉しかった。 ビールをいただきながら、会わない間の変化から、源平や小野篁、六波羅蜜寺のお話。そして人間が土地に残す因果の話まで。 夜更けまで、濃ゆい時間を過ごさせていただきました。 …

古代の真実より目の前の隣人

徳島の西側について調べると出てくるのが、アークの伝説や卑弥呼のお話。 イスラエルの秘宝を求め剣山を24年間掘り続けた、宮中要春さんという男性がいたことを知り、そのお話には号泣しました。天晴とはこういう方のことを言うのかと、男の生き様のことを知…

宝の家

昔から、住む家の横には川が流れていました。 田んぼに水を運ぶための水路から、水鳥のやってくる川まで。何となく、近くに水があることが当たり前。 今の家には川がないなと思っていたけれど、ポツリポツリと掘り抜きの井戸のある地域なので、地下には流れ…

先祖供養と秋の彼岸 その2

前回からの続きです。 https://futagoya3.hatenablog.com/entry/2023/09/22/164300 この話をすると、パートナーから「実家との関係が良くなかったら知りたくない人もいるのでは?」と問われました。 それに対して私が伝えられることがあるとしたら、戸籍はあ…

先祖供養と秋の彼岸 その1

秋のお彼岸も終わりに近づいています。 先祖供養を意識して一年が経ちました。 やっとこさ戸籍を取り、歴史や郷土史と家紋を照らし合わせてご先祖様を知る。古いものでは江戸時代。そこにもう生きた人はいないんだけど、私の中に・私の歩んだ場所の中に息づ…

日常の延長としての不思議

不思議は日常の延長線上にある。 普段の暮らしから切り離されたものでも、わざわざ神秘的に加工する必要のあるものでもない。 確証のない夢の話や不思議な話をすると、嘲笑の意味でスピリチュアルと揶揄する人がいます。 確かにビジネス志向の強いスピリチュ…