金狐舎の裏庭

夫婦円満と家内安全の縁起物を描いている、金狐舎のブログ。制作の様子や、報恩謝徳の寺社参拝の写真を上げています。

先祖供養と秋の彼岸 その2

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前回からの続きです。

https://futagoya3.hatenablog.com/entry/2023/09/22/164300

 

この話をすると、パートナーから「実家との関係が良くなかったら知りたくない人もいるのでは?」と問われました。

 

それに対して私が伝えられることがあるとしたら、戸籍はあくまで情報だということです。

 

嫌なら取り組む必要はない。けれど「家系図が作りたい、でも家族への心情がネックで取っていない」というのであれば、心情と情報は別物なので、仲がいい悪いは関係なく、自分に知る権利があるものとして・子供や孫にまつわることとして触れてみるというスタンスでも良いのではないでしょうか。

 

戸籍から家族本人が飛び出てくることはありません。

 

 

詳しい手順などは『家系図の作り方』などで検索したり、書籍を探していただくとして

 

現在の戸籍しか見たことがなかった私にとって、改正前の戸籍は情報の宝箱のようでした。

 

戦死した人。早くに亡くなった人。養子となって家族を支えてくれた人。そこには、沢山の人生の足跡が残っていました。

 

ピンポイントで、この人のことを知れて良かったと思えた人もいて、今はそれを元に所縁のある寺院様にご供養をお願いしています。

 

家系図やら先祖供養やら、何のためにやっているの?と聞かれることもあるけれど、知らなかったことを知ることがそもそも好きなのと、自分の隅々にまで気持ちが行き届くような感覚になるのが好きなのでしょう。

 

菩提のためと尊いことを言いたいのは山々ですが…突き詰めたら、それはきっかけであって。最終的には「自分がやりたいと思ったことを出来た」というところに価値があるのかな。

 

ただ戸籍を辿る上で、副産物的な氏神産土神など日本の神話や先祖の信仰にも触れられる場合もある。

 

漠然としていたものが確信に変わるようなこともあったし、なんとなくゴチャゴチャとしていた神仏習合や分離の歴史に触れることも出来4,日本の信仰の「なぜ?」を知るきっかけになったという一面でも、私自身はやってよかったと思っています。

 

目に見えない繋がりがあるなら、それは必ず目に見える情報として残っている

 

これが、先祖供養をしながら出来上がった自分に対する座右の銘になりました。というお話。

 

 

このことを知人に話すと「なんかそれって、ヘルシーやね」とのご意見をいただきました。

 

分かる。

 

受け取る情報と自分の行動量が見合うって、健康的だもの。現実的な作業しかないし

この話をすると、パートナーから「実家との関係が良くなかったら知りたくない人もいるのでは?」と問われました。

 

それに対して私が伝えられることがあるとしたら、戸籍はあくまで情報だということです。

 

嫌なら取り組む必要はない。けれど「家系図が作りたい、でも家族への心情がネックで取っていない」というのであれば、心情と情報は別物なので、仲がいい悪いは関係なく、自分に知る権利があるものとして・子供や孫にまつわることとして触れてみるというスタンスでも良いのではないでしょうか。

 

戸籍から家族本人が飛び出てくることはありません。

 

 

詳しい手順などは『家系図の作り方』などで検索したり、書籍を探していただくとして(専門業者さんもあるようです)

 

戦死した人。早くに亡くなった人。養子となって家族を支えてくれた人。そこには、沢山の生き方がありました。

 

ピンポイントで、この人のことを知れて良かったと思える人もいて。今はそれを元に、ふと浮かんだ時に、所縁のある寺院様にご供養をお願いしています。

 

家系図やら先祖供養やら、何のためにやっているの?と聞かれることもあるけれど、知らなかったことを知ることがそもそも好きなのと、自分の隅々にまで気持ちが行き届くような感覚になるのが好きなのです。

 

菩提のためと尊いことを言いたいのは山々ですが…突き詰めたら、ただのフェチなのかも。

 

ただ、戸籍を深堀れば、氏神産土神など日本の神話や先祖の信仰にも触れられる場合もある。少なくとも、そのなかで漠然としていたものが確信に変わるような出来事もあり、私自身はやってよかったと思っています。

 

目に見えない繋がりがあるなら、それは必ず目に見える情報として残っている

 

これが、先祖供養をしながら出来上がった自分に対する座右の銘です。

 

 

このことを知人に話すと「なんかそれって、凄くヘルシーやね」とのご意見をいただきました。

 

分 か る 。

 

受け取る情報と自分の行動量が見合うって、健康的だもの。現実的な作業しかないしね。

 

 

持つことがこれからの時代も必要かはさておき、お墓の意味やそこに残る情報のありがたさも実感いたしましたし、郷土の歴史に触れられたことも乙な経験でした。

 

歴史を辿り「なぜ、そうなったのか」を知った上で、好き嫌いを超えた情報から目の前のものを見る・今の自分に繋がるご先祖様の生き方を知るという時間を持つことで、新しい考え方に出会うこともあるかと思います。

 

手間暇のかかることだけれど、漠然としたものを頼るのではなく、役所に残る情報から自分をここまで運んでくれた流れに触れることができる可能性があるよということだけ、このお彼岸の機会にお伝えできたら・・・

 

 

※ 供養詐欺にはご注意ください。

 

※ 寺院によっては檀家さんじゃなくても、月供養を数千円から、経木塔婆なら数百円から受け付けてくださっています。言葉遣いと礼節に配慮して、各寺院様にお問い合わせください。紹介などは致しません。

 

※ 戸籍を取りに行く人は、事前に役所に詳しい情報を伝えた上で、必要なものを確認してから向かうのがオススメです。二度手間は萎える。場所によっては1日潰れる。