金狐舎の裏庭

夫婦円満と家内安全の縁起物を描いている、金狐舎のブログ。制作の様子や、報恩謝徳の寺社参拝の写真を上げています。

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

まだ見ない誰かの顔を想像しているか?

知っている誰かの顔を浮かべることはできるけど、今目の前にいない、いつか出会う人のことを想像してはいなかった。 私に足りなかったのは、そういうところだなと思うのです。 インターネット経由でご注文をいただくようになって、知らない誰かに届いている…

年の瀬近づき

お正月も近づき、来月バタバタして行けなかったら嫌なので、少し早いけれどお墓参りに。 今年は、何となく前進出来た一年でした。そこに、ずっと一緒にご先祖様がいた感じがする。 お世話になったお寺や神社にもご挨拶へ行き、帰ってきてフッと湧いてきたの…

縁は人間を通してやってくる

神縁仏縁というけれど、縁は人間を通してやってくる。人との出会いはありがたいもの。 逆に、そういうものがない関係は続かないのだなと感じる今日この頃。 人生の摩訶不思議。 継続を望んでも離れる縁もあれば、自然と長く続いている縁もある。 縁は自分の…

参拝と紅葉

いつも月参りに行く、お寺の参道。 紅葉が綺麗。 真っ赤な紅葉も好きだけど、黄色や緑と赤がグラデーションになっていると、また違った神秘的な雰囲気になりますね。 月参りに行くのは、神仏とのご縁を深めるため…なんて言うけれど、私は好きなところに行き…

出来ることを見つけたら

絵の旅立ちの準備。 たとう紙に包んで、出発。 出来ることを見つけたら、楽になる。 楽をするということは、怠けるということではないのだなと、最近よく思います。 やる事がなくても、逆に忙しくても「自分にはこういう事が出来る」というものがあると、体…

十一面観音巡礼

赤いダリアに癒される。 最近は小菊ばかりだったから、たまには大輪のお花を。 お荘厳と言えるほど立派なお花をご用意できる訳じゃないけど、家の中に生花があることで自然と空気が潤いますね。ありがたい。 今日は、前記事を見て反省していました。 イヤね…

龍と山海

龍が好き。祈ったからとて願い事を叶えてくれる訳ではないけれど、なんとなくそういうものが居るところに住んでいるのだな…と考えるのが落ち着く。 馬鹿の一つ覚えみたいに龍龍と五月蝿いな・・・という、スピリチャルちゃんぽんな風潮に辟易している人がい…

神様は動物の姿で現れるという

本来、神様には姿形はないとされています。 仏様も、また同じという。 けれど、昔から動物の姿で神様が現れたという言い伝えは点在しているのです。白猿然り。鹿然り。時には鳥や海蛇など。民間の話を集めると、そういうものは沢山出てくるのでしょう。 個人…

お稲荷様と狐様

先日、神様が動物の姿で現れてくれたという世界線で、お稲荷様として狐様を描かせていただきました。 私が通うお稲荷様は、どちらかというと蛇っ気が多い。お像はあるものの、あまりお稲荷様=狐という印象はありませんでした。四国は狐をまず見かけないし、…

共通認識の大切さ

オーダーのご依頼をいただくにあたり、共通認識の大切さを実感。 結果、フィクションとして完全創作で世界観を作ってしまったほうがいいかもしれないと、少し前から考えていたことを実行することにしました。 作品は、お客様がそれをどう捉えるかで、人にど…

カメラで遊ぶ

スマホ用の新しいレンズを買ったのです。 マクロを撮りたいと思ってポチり。 レンズ歴は10年ほど停止していたので、進化に感動。 猫毛もしっかり写ります。 昔からワイドよりマクロが好き。 性格ですねー。

絵は魂の妙薬

大好きなものを全部集めて 魂の薬になるものを作りたい 今日は独り言。 好きなものは全部集める。何を言おうとか何を描こうとか、絞れないくせに絞ろうとするから、ウダウダしてしまってた。 全部嘘なく。描きたいものを、描きたいだけ。自分の魂が元気にな…

石のお使い

かつては沢山あった原石たち。 この数年で、すっかり旅立ちました。 先日、最後の大物を手放したのだけれど、また石のお使いが増えそうな予感がしています。 生業ではなく、石からの頼まれごと・花粉を運ぶ蜜蜂のようなもの。必要な人のところへ、必要な石を…

飲む霊符・千枚通し

郵便ポストを覗くと、七十八場札所の郷照寺さんからお手紙が。来年の星祭りのご案内でした。 千枚通しを同封してくださっていて、早速お水と共にゴクリ。南無大師遍照金剛。南無阿弥陀仏。 千枚通しとは、御宝号が書かれた紙札。御宝号を唱えると共に、お水…

龍と私

龍という図像に向き合うようになったのは、今から20数年前のこと。 高校時代、課題制作のモチーフを探していたときに、図書館の美術コーナーで見つけた水墨画の龍の描き方の指南書がきっかけだったと思います。 その連なりで、仏教美術からチベットのタンカ…