かつては沢山あった原石たち。
この数年で、すっかり旅立ちました。
先日、最後の大物を手放したのだけれど、また石のお使いが増えそうな予感がしています。
生業ではなく、石からの頼まれごと・花粉を運ぶ蜜蜂のようなもの。必要な人のところへ、必要な石を。
儲けはない。涙!でも、そういうことをしている時の方が心身ともに元気なのだから、これはこれで正解なのだろうなと思っています。
不思議とご縁も繋がるし。私が石に触れていると、喜んでくれる稀有な石仲間もいるしね。
ご先祖様のお使いもあれば、石からのお使いもある。神仏に手を合わせるのは、関所手続きのようなものかなと妄想を楽しみつつ。
そんなことを考えながら、久しぶりに石箱を開いて眺めています。小石ばかりしか残っていないけど、流石私の選ぶ石。いい気配だと自画自賛。
何というか。欠けがあっても無名であっても、そこに秘めたるものがあったら、私にとっては魅力的なのです。
石をポッケに入れて、えんやこら。
これが私のライフワーク。