金狐舎の裏庭

夫婦円満と家内安全の縁起物を描いている、金狐舎のブログ。制作の様子や、報恩謝徳の寺社参拝の写真を上げています。

制作中の呟き

ホワイトローズと純潔

ローズの香りに思うところあり、生花を買おう〜と花屋さんへ 初めに目についたのは、オールドピンクにグリーンが入った可愛いローズだったのだけど ふと、レジ横にあった入荷したばかりの白いバラを見つけてこちらに。 私が昨日の調香ワークショップ中に想像…

生きていることを肯定する能力

描くことは自己表現…というけれど、生き方の全てが自己表現で、そこを捉えられない限り、本当に描きたかったものも描けないのだなと思う。 どう生きたいのか。 何を、どのように表していきたいのか。 人を傷つけてはいけませんというのは、思いやりの話でも…

落ちた時に、何に出会う?

どれだけ大事に育てていても また、どれだけ本人が一所懸命でも 落ちる時は落ちる、迷う時は迷うもの その、落ちた時・迷った時に誰に出会うか どのようなものに出会うかで、人は変わる。 私が一度目に落ちた時、出会ったのは鉱物とそこにいる人たちでした。…

荒神

タイミング的にいろいろなことが重なり、自分の荒く激しい部分が湧き出てきていた今週。 「そういえば、私は元々こういう人間だった…」と思い出す機会となりました。 勝手に恐れて、心の奥底に留めた自分自身 それは、生きる力そのものでもある。 切り離した…

この時代の豊かさ

さるお寺のご住職から、神仏分離の際の苦難についてお聞きしたことがあった。 好きなものに・好きな時に・好きなように手を合わせられる。その自由があるということは、この時代の豊かさであり幸福なんだと実感する。 選択権のある国にいられるということの…

思い出を通してリアリティを持つもの

神様が居るか・居ないかという論議を、時々見かける。だけど、私にとってはあまり関係ない話だなと感じるようになりました。 宗教家やそれに所縁ある家系に生まれたり、逆に何事も論理や科学で説明出来ないと気持ちが悪いときには大切なことではあるのだろう…

わたし自身との仲直り

怪我の功名。コロナから回復して、身体の感覚が軽い。 食事が控え目であったことや、ゆっくり眠れたこともあってだと思うけれど、程よく脳がリラックスして心地いい。 味覚と嗅覚は回復までに時間はかかりそうでも、他の器官は調子がいいみたいです。 そんな…

衣食住が事足りること

お狐さん達、出動準備中 お稲荷さんは稲作を初め、商売など繁栄と豊作の神様。 それはつまり、衣食住が事足りること。他人を(目の前にいるお客様乃至家族や会社を)繁栄させるために働くということにも繋がる。 土を耕し、種を蒔き、水を引き入れ初めて神様の…

創作を通した感覚の伝達

本題の前にインフォメーション。 https://futagoya3.base.shop/ ショップに原画を1点追加しています。どうぞご覧ください。 ▼ 本題はここから 世の中には、目には見えないけれど、あると分かっているものがあります。 昨今は、それを認めることを異質に思う…

出来ることを見つけたら

絵の旅立ちの準備。 たとう紙に包んで、出発。 出来ることを見つけたら、楽になる。 楽をするということは、怠けるということではないのだなと、最近よく思います。 やる事がなくても、逆に忙しくても「自分にはこういう事が出来る」というものがあると、体…

神様は動物の姿で現れるという

本来、神様には姿形はないとされています。 仏様も、また同じという。 けれど、昔から動物の姿で神様が現れたという言い伝えは点在しているのです。白猿然り。鹿然り。時には鳥や海蛇など。民間の話を集めると、そういうものは沢山出てくるのでしょう。 個人…

共通認識の大切さ

オーダーのご依頼をいただくにあたり、共通認識の大切さを実感。 結果、フィクションとして完全創作で世界観を作ってしまったほうがいいかもしれないと、少し前から考えていたことを実行することにしました。 作品は、お客様がそれをどう捉えるかで、人にど…