金狐舎の裏庭

夫婦円満と家内安全の縁起物を描いている、金狐舎のブログ。制作の様子や、報恩謝徳の寺社参拝の写真を上げています。

ホワイトローズと純潔

f:id:futagoya3:20240326172500j:image

 

ローズの香りに思うところあり、生花を買おう〜と花屋さんへ

 

初めに目についたのは、オールドピンクにグリーンが入った可愛いローズだったのだけど

ふと、レジ横にあった入荷したばかりの白いバラを見つけてこちらに。

 

私が昨日の調香ワークショップ中に想像していたのは、もっと原色で、香りもドロリとしたムワッと香るような花でした。

 

だけど実際に気になった、真っ白くてパウダリーに繊細に香るホワイトローズを見て

「自分を守る空間では、このド潔癖な感じを大事にしたかったのかもね」と。

 

そもそものイメージが捉えられていなかったな。

 

大雑把なのに、なぜか自分の体を休める時については…良く言えば空間の純潔さを大切にするし、悪く言えばド潔癖な自覚がある。

混ざりものが欲しくないのです。

多様な想いや願いに触れながら活動するために、パーソナルスペースには一切何も入れず万全の体制でいたい。

 

受け入れることは面白く、自分の世界も広がるという考え方を持ってはいても、それは他者と共有する時間・空間でのこと。

 

パーソナルスペースに関しては、それはダメなんだな。

 

でも、昨日も言われたことだけど「個人の結界だから、それでいい」のよね。

 

花弁の根元にはグリーンがあって。ほんの少しの遊びは欲しい、そんな白色。

 

矛盾も、満たし方次第

 

混沌とした中に身を踊らせることも、個人の空間を守ることも、頭と手足のようにどちらも大切。

どちらかだけを選ぶ必要なんて、なかったのね。