先日、京都と滋賀の知人宅にお邪魔しました。
数年ぶりの再会。嬉しかった。
ビールをいただきながら、会わない間の変化から、源平や小野篁、六波羅蜜寺のお話。そして人間が土地に残す因果の話まで。
夜更けまで、濃ゆい時間を過ごさせていただきました。
昨年から六波羅蜜寺のことを伺う機会がちょこちょこありまして、年内にお参りに伺えたらと思っています。幽霊子育飴、食べたい!
幼い息子が地獄の話に号泣していた頃は、アンチ地獄でした。笑
でもこの歳になると、閻魔様や餓鬼についても色々思うところが出てまいりますね。
仏教的な死後の世界に興味を持ち始めたのは、西の(賽の)河原地蔵和讃を知ってから。
この世ならざる方々がいるとして。堕ちるつもりもなかった地獄で、何を考え責め苦を受け続けるのか。
ある時、生と死が交差する瞬間をみたことがあり、時折想いを馳せるテーマにもなっておりました。
それ故か、空也上人やお地蔵様のように死や病あるところに現れてくれる方には手を合わせたくなるのです。
ただご供養を始めたのは、ご先祖様のためという目的があったからではなく。
食い意地が張っているので、お腹が空くのは辛いよねという短絡的な思考で施餓鬼供養に参加させていただいただけなのですが。
それでも回向が届いているのか、ありがたく積もっていたアレやこれやが片づき始めて今に至るという・・・。
仏の妙は冥府の妙でもあるのかもしれませんね。
よいお坊様に出逢えたのも、大きかったと思います。
また近いうちに、関西方面に足を運べたら。