昔お世話になった方のことを思い出した。
40を前にして起業なさった方で、人からは羨まれることが多く妬みもあったと思う。私は近くでご苦労なさっていたその姿を見ていたので、他人からは都合の良いところしか見えないのだと重々に感じていたはずだった。
それが今朝。自分がその年齢になっていることを気付き「悔しかっただろうなぁ、辛かっただろうなぁ」と、かつて話をされていたことを思い出して涙が出てきた。
1人生きるというのは、辛いこと。例え周りに人がいたとしても、心の孤独は他人の量り知れることではない。きっとそれは、その時その立場に立つことでしか理解できないことなのだ。
今朝は夢の中にたくさんの鉱物やキラキラ輝く海が出てきて、美しかった。なんとなく、年の瀬の浄化だったのだと考えることにする。
まーね。私も性格が整ったではないから、分かっちゃいても分かりたくないことなんか山ほどあるのですけれど。それでも、時を共にした人のことを想う時間ぐらいは大切にしたいのです。ほほほのほ。
写真は神恵院様に参拝した時に撮った、門前の千両。たわわですね。