金狐舎の裏庭

夫婦円満と家内安全の縁起物を描いている、金狐舎のブログ。制作の様子や、報恩謝徳の寺社参拝の写真を上げています。

ローズは続く

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久しぶりにお会いしたN子さんにいただいた、ローズのハーブティー

 

ローズがブームでしてね…ということは知らずに、お土産をくださったのが嬉しすぎる。

帰宅して開封したら、爽やかなレモングラスとローズの香りが広がってリフレッシュしました。

カフェインが入ると眠れなくなる民だから、寝る前に飲めるのも最高。

 

近状報告も兼ねて、カフェテラスで休息。

そういえば、今日飲んだのもカシスソーダ。調香WSでもカシス使ったなぁ。しみじみ。

 

場所やジャンルが変わっても、取り組むテーマは変わらない。気になるものも変わらない。ならば、目一杯、目の前にある気になるものを楽しまなくちゃですよ。

 

満ち満ちする!

 

 

ホワイトローズと純潔

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ローズの香りに思うところあり、生花を買おう〜と花屋さんへ

 

初めに目についたのは、オールドピンクにグリーンが入った可愛いローズだったのだけど

ふと、レジ横にあった入荷したばかりの白いバラを見つけてこちらに。

 

私が昨日の調香ワークショップ中に想像していたのは、もっと原色で、香りもドロリとしたムワッと香るような花でした。

 

だけど実際に気になった、真っ白くてパウダリーに繊細に香るホワイトローズを見て

「自分を守る空間では、このド潔癖な感じを大事にしたかったのかもね」と。

 

多様な想いや願いに触れながら活動するために、パーソナルスペースには一切何も入れず万全の体制でいたい。

 

昨日も言われたことだけど「個人の結界だから、それでいい」。

 

花弁の根元にはグリーンがあって。ほんの少しの遊びは欲しい、そんな白色。

 

混沌とした中に身を踊らせることも、個人の空間を守ることも、頭と手足のようにどちらも大切。

どちらかだけを選ぶ必要なんて、なかったのね。

 

 

自分のことを知らない

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素敵なタイミングで、阿南にて調香のワークショップに参加させていただきましたが、そのテーマも「自分を守る結界」

 

調香師は、いつもお世話になっております香世。さん。

場所は、まなみさん主催のべんざいてんのお家にて。

 

出来た香りは、試行錯誤の中で湧き起こるモヤモヤ満載だったけれど(笑)

必要なことについてもご教示いただき、この未熟な「自分を守るための世界」を育てていきたいと感じました。

 

香りについては不思議なこともあり、今後まとめられたらその時に書きたいなと思います。

まずは感覚で得たものを確かめに、関西に行きますねん。

 

知らなかった自分のことを知っていく。そのために時間を使うことって、有意義です。

 

 

伏見稲荷の眼力さん

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ここ2年ほど、お稲荷様にご縁のある方々によく助けていただきました。

 

神様仏様がどうである、ということではなく、何か一つを信じ・想いを委ね・努力をする。その大切さを教えていただいたと思っています。

 

私自身が全てそのように出来ているわけではないけれど、それをきっかけに伏見稲荷大社に足を運ぶことが出来、良いご縁が続いていることがありがたいです。

 

稲荷山には沢山の「お塚」があり、その中の一つに眼力社があります。

主人と共に参拝した際、眼力社のお茶屋さんでノートを購入しました。

 

そのノートを今捲ると、1ページ目には当時の私がこう書いてありました。

 

人を見る目がある・先見の明がある

そんな自分を好きになれますように

 

まだ形になっていないものを見る・感じるというのは、時々恐いこと。

インスピレーションというと聞こえはいいけれど、根拠のない話とするなら一種の博打。真実だったとしても、はぐらかされたらあらぬ疑いをかけたとしてこちらの立場が危うくなることもある。

何かに気付いたとしても、口に出さずにやり過ごした方が利口なことだって多いのです。

 

けれど、口に出さねば・確かめねば、守れないものがあるときは、心の弱さと戦わなければいけないこともある。

 

奇しくも、望んだ形であったかどうかはともかくとして、気付くということで救われた状況が重なる春となりました。

今ノートを見返すと、眼力さんは約束を果たしてくださったのだと感じています。お礼に行かなきゃね。

 

お稲荷様というと、色んなことを言う方がいらっしゃるようです。けれど、何事も経験したことが全てだと思います。私が出来るのは、情報を伝えることのみ。

 

どうぞ気になっている方がいらしたら、素直な気持ちで訪ねてみてはいかがでしょうか。

 

⬇︎眼力社に信仰のある方がサイトを作られているようですので、ご紹介させていただきます。

http://www.ganrikisya.com/index.html

 

 

 

 

 

身体を大事にする延長で

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40を目前に、体のことを見直す期間。

 

食事制限と軽い運動。服や化粧も変えてみる。

身体って正直で、したことが返ってくる素直な反応が楽しい。合ったことをすればグングン楽になる。

 

自分の身体に全部が詰まっている。と考えると、ここに目を向けるのが一番幸せの元になるのに、放ったらかしにしていたことを大反省&それでも頑張ってくれたことに感謝しつつ

 

これまでやってきた家のこと・土地やご先祖様のことも、身体の延長線上にあるものとして伝わればいいなと感じる春の日(そういう仕事をしているわけじゃないけれど、身近な人たちとそのような話になった時に、それが一番わかりやすいと思う)

 

生きるということと、手を合わせるということがイメージの中で乖離していると、やる側も見ている側も、辺な方向にいってしまう。

 

あくまで特別なことではなく、呼吸をするように自然に、手を合わせたい時に・合わせたい人が・合わせられる環境が残っていたらいいね。

 

寺社仏閣と、そこに手を合わせる人たちも、私が思う美しいものの一つなので

 

 

 

写真は四国八十八箇所神恵院・観音寺の五智如来様。

 

 

 

素直に

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素直でいるってとっても大事。

あれやこれやと考えず、壁を取り払ってみる。

 

長く悩んでいたあることを、人に相談しました。

制作のことでもあるし、これからの生き方のことでもある。

けれど、自分で答えを出さなきゃいけないような気がしていて、どこかで引っかかりながら数ヶ月。

 

でも、今なら聞けそう…と質問をさせていただいたことで、何かが良い意味でガラガラと壊れていった。

 

壊れたのは、自分を守ろうとしていた…というか、勝手に難しく考えて、あれやこれやと築き上げていた壁でした。

 

大好きなものから、わざわざ遠ざかってたな。

 

考えなくていい。それより、素直に。

 

今月は、人間関係をきっかけに、素直さを持てと教わることばかりです。

髪の毛を逆立てて、フーフー言ってた前半は終わり。今も余波でたまにシャーッてなってるけど。笑

 

それももう、終わりでいいな。

 

人間関係と仕事との関係って、似ているんだなって思いました。ちょっとずつ、ちょっとずつ。お互いに壁をなくしてこ。

 

 

 

 

良縁

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縁にはいろいろなものがある。

 

人間一人の中にも世界があって…例えば四柱推命占星術などの命式やチャートを見ると「自分はこういう人間だから、こうなる」と思い込みがちだけど。(占いをせずとも、密に繋がる人間関係を持たずに生きていると、思い込みは育ちがちのように感じる)

 

実際は、他者との関わり・時間・時代・土地・空間など、様々なものとの関わりで人の心や体、運命というのは変化していくものなのだなとヒシヒシと感じている。

 

一見、穏やかな関係が良縁であり、目に見えて想像に沿った発展をしていくのが良いことだと勘違いしがちだけれど

 

個人的に良縁というのは、想像の範囲にとどまらずさまざまな面に成長と発展をもたらすものだと思っている。

 

もちろん、相性によってそれが穏やかなものでなければ一時的に疲弊することはあるだろうけれど。

結果として、思い込みの範囲より良い形・望ましい形で何かしらの変化が起こる。それを良縁と呼ぶことにしている。

 

私も手間がかかる人間だし、自分を捉えるということが全く出来なかったのだけど。色々な良いご縁を通して、おかげさまで幸せな人生を送れている。

 

良縁への空想を手放し、委ねて観察してみること。それが、人生を操作するのではなく感じていくことへの第一歩になったと思う。

 

道のりが理想通りか、理想的じゃないかではなく。結果として残ったものの中に何を見るか。年月を少しかけてみるのも、良いのではないかなと。