感性に任せて描いてみたくなったので、30日間線画チャレンジをすることにしました。
昔から100枚とか100日とか区切って何かをするのが好き。自縛が楽しいのかしら。
『自由に描こう』と素直に思えるようになったのは、感性と現実のすり合わせが出来たから。
心のどこかで確信があっても、それが自分や他人の目に見える形では出せない時期がありました。
感性だけでガーッと描いて納得出来るタイプならよかったんだけど、私はそうじゃなかったみたい。
だからとにかく、描いたものや行った場所を残して、やってきたことが何だったのか?を検証したかったのだと思います。
時間がかかることだったし、専門的な知識もなかったから、心がバキバキになることも。
制作を離れようとして、何もかもが終わりでいいのでは?と思ったこともありました。
でも最終的に、ご先祖様を供養しながら戸籍を辿ることで、目に見える形の通行証を貰えた感じ。
事実は小説より奇なり。何がどこに結びつくかなんて、頭では分からないものです。
本能を信頼していいのだということが分かったから、スッキリしたし。心配を手放して、伸びやかに描けることが嬉しい。
ここ連日、数年前に訪れた神社を再訪問してお礼を伝えています。徳島。いつか北陸にも行きたい。
この目で見てきたものや好きなものと、いただいているこの命は繋がっている。見てきたものを全部描くんだという気持ちで、30日を過ごします。皆様にもお楽しみいただけたら幸いです。
終わったら個展しよーね。