福と厄って二つで一つ
雨が降れば、土が潤うと共にぬかるむ如く、明確に分けることはできないし、福を呼ぶということは、それに付随するものを呼ぶということなのだなと、描いてなおさら明確に感じます。
嘘をつきたくない、と強く思う様になったと共に、頭の中に現れた福の神。
転じると厄災・疫病神となるそれは、私自身の表現でもある。
役立たずと言われても、自分をダメだと卑下するのではなくて、それでも私のやることを喜びにしてくれる世界はあるのですと、心で暴れながら辿り着いた答え。
このタイミングで、昔のお客様からいただいたアンケートに書かれた「ありがとうございます」を見つけて救われました。
私の中にある、疫病神的な…ともすれば自分にとっての厄災でもあった一面を、転じて福と為す。
『もう、その他大勢のうちの一人は嫌。私がいいと、選んでくれる人と会いたい。』
そんな気持ちが溢れた、お盆前。