金狐舎の裏庭

イメージの世界を探究しながら縁起物を作っています。寺社参拝の記録も。

福神・厄神

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福と厄って二つで一つ

 

雨が降れば、土が潤うと共にぬかるむ如く、明確に分けることはできないし、福を呼ぶということは、それに付随するものを呼ぶということなのだなと、描いてなおさら明確に感じます。

 

嘘をつきたくない、と強く思う様になったと共に、頭の中に現れた福の神。

転じると厄災・疫病神となるそれは、私自身の表現でもある。

役立たずと言われても、自分をダメだと卑下するのではなくて、それでも私のやることを喜びにしてくれる世界はあるのですと、心で暴れながら辿り着いた答え。

 

このタイミングで、昔のお客様からいただいたアンケートに書かれた「ありがとうございます」を見つけて救われました。

 

私の中にある、疫病神的な…ともすれば自分にとっての厄災でもあった一面を、転じて福と為す。

 

『もう、その他大勢のうちの一人は嫌。私がいいと、選んでくれる人と会いたい。』

 

そんな気持ちが溢れた、お盆前。